宮城県大郷町のスポーツパーク構想を巡り、議会の解散請求に向けたおよそ2500人分の署名簿が24日、町の選挙管理委員会に提出されました。今後、選管による署名簿の審査や住民による縦覧などを経たのち、議会の解散の是非を問う住民投票が実施されることになります。

大郷町役場には署名活動を行った請求代表者の住民2人が訪れ、選挙管理委員会に2510人分の署名簿を提出しました。

署名活動は、大郷町議会の解散請求に向けて12月24日から23日まで1か月間行われ、解散請求に必要な有権者の3分の1以上の署名が集められました。

請求代表者 只野茂博さん:
「議会に不信感を持っているということが、この署名を集めた中ではっきりした」

大郷町のスマートスポーツパーク構想は、町内の農地にサッカー場や宿泊施設を整備するもので、関連議案を巡り議会が2度否決しています。

今後、選管による署名簿の審査や町民による縦覧などを経て有権者による住民投票が実施され過半数が賛成すれば議会解散となります。