名古屋のど真ん中に“活断層”?
活断層から1キロの場所にある和菓子店「保々屋」。社長の相馬泰夫さん(67)の 防災意識を変えたのは「阪神・淡路大震災」だったと言います 。

(相馬社長)
「木型を大事にするのに、突っ張り棒。ここだけは 棚が倒れて木型が壊れては大変ですので(突っ張り棒を)しています」
落雁や和菓子の練り切りにかかせない「木型」は職人がいなくなり、家業を続けていくために、どうしても守らなければなりません。
相馬さんは自分たちの命を守るためにも、家具の固定を進めたほか、簡易トイレや浄水キットといった備えを増やしてきました。

(相馬社長)
「やっぱり怖いですよね 。阪神・淡路もすごい地震だったので」
一方、活断層か「否定できない」地形が名古屋のど真ん中にあることも分かってきました。
(大野和之記者)
「名古屋市の堀川にかかる橋にきています。西側に向かって緩やかに坂が続いていますが、ただの坂ではないかもしれないのです」