甘い言葉で勧誘され、犯罪の捨て駒にされるいわゆる「闇バイト」。富山県高岡市の高校で警察官と高校生が一緒に「闇バイト」の防止を呼びかけました。

23日朝、高岡第一高校では高岡警察署の警察官や生徒会の役員らが参加し、登校する生徒たちに闇バイト防止を呼びかけるチラシを配って啓発活動を行いました。
チラシとセットで配ったのはアメです。
闇バイトの多くは、SNS上で「ホワイト案件」「高額報酬」などといった”甘い言葉”を使って募集されていることから、「アメー話はない」にかけてアメを配りました。
富山県警が、去年末までに特殊詐欺等で検挙した事件のうち、闇バイトに応募して犯行に加担したのは7人で、特にアルバイトをし始める若年層に多い傾向があります。
高岡警察署生活安全課 福島雅史 総務係長
「高額報酬をうたって簡単にお金が手に入るとか甘い話が多いです。闇バイトは犯罪です。絶対に加担することがないようにしてほしい」