「今までの生産単価があまりにも低すぎた」生産者からは歓迎の声
22日、富山市内で開かれた富山米の生産推進大会。「令和の米騒動」ともいわれるこの状況に、生産者は―。

生産者「肥料にしろ、燃料にしろ、人件費にしろ、みな上がってきているところに、いままでの米の生産単価があまりにも低すぎて、やはり離れていく人も増えていきますし、これぐらいの単価でしたら作る人も維持できるんではないかなと思います」

生産者「私たちもこれまでは維持するだけで精一杯だったものが、ようやく次への投資に回せるような価格帯になったのかなと思います。消費者の方も大変かもしれませんが、なんとか農家の実態もご理解いただければと思います」

生産者からはコメの取り引き価格が上がったことを歓迎する声が聞かれました。
来年度産のコメについて、富山県は、1等米比率90%以上と高温に強いコメづくりを目指し、作付け面積の拡大を図る方針です。