今週の宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり185円10銭で過去最高値を更新しました。1月16日から政府の補助金がさらに縮小したことが影響しています。

石油情報センターによりますと、20日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり185円10銭で、前の週より6円30銭高くなりました。また、県内のハイオクガソリンは、1リットルあたり196円40銭で、前の週より6円60銭の値上がりです。レギュラー、ハイオクともに県内では過去最高値を更新しました。

政府による石油元売り会社への補助金が1月16日からさらに縮小したことが影響しています。来週の価格について石油情報センターは「レギュラー、ハイオクともに小幅な値動きになる」と予想しています。

ガソリン価格の値上がりについてドライバーは…。

ドライバー:
「本当に高すぎて何を節約したらいいかわからないぐらい。食品も上がっているのにガソリンの補助金がなくなっちゃって困っちゃう」
トラック運転手:
「ガソリン代は会社持ちなので、なるべく途中給油しないように会社にタンクがあるので。高すぎですよね。自分の乗用車はハイオクで190円台。ちょっと国のほうで何かしてくれれば良いんだけど」
ドライバー:
「(Q 全国平均で185.1円になりましたが…)え?そんなに。(Q 宮城も185.1円です)高いですね。子どもの(スポーツの)遠征で遠くに行くのでだいぶ痛いですね」

ガソリン価格が上がると物流の経費なども値上がりし、さまざまな業種に影響が出るのは必至です。さらなる物価上昇につながらないよう、早急な政府の対策が望まれます。