100年以上続く伝統の祭り「厄払い鯉の放流」をテーマにした特別ニューが22日、富山県砺波市の小中学校の給食に登場しました。
砺波市の小中学校では、給食を通して子どもたちに地元の良さや伝統文化を知ってもらおうと、伝統の祭りをテーマにした特別献立が提供されています。

今回の特別献立、テーマは「厄払い鯉の放流」です。
厄払い鯉の放流は、100年以上続く庄川地区伝統の祭りで、厄年を迎えた男女が神の使いとされるコイにお神酒を飲ませて川に放すことで、1年間の無病息災を祈ります。

特別献立のポイントはマスの厄払いソース。揚げたマスをコイに見立て、お神酒の代わりに味噌と甘酒を混ぜたソースをかけることで祭りを再現しています。

そのほか、給食には地元砺波でとれた小松菜やユズなどが使われていて、児童たちは、その野菜を育てた生産者たちと給食を味わい、地元の食材や伝統行事への理解を深めました。

次のテーマは「獅子舞」。獅子頭のようにまるごとかぶりつける「獅子バーガー」が登場するということです。
児童:「きのうはチューリップフェア」
記者:きょうは?
児童「きょうは…分かんないです」
記者:厄払いだって
記者:「ああ…」


厄払いは今一つピンとこなかったようでしたが、味には大満足の様子でした。














