宮城県白石市にある小中一貫の不登校特例校「白石きぼう学園」の児童生徒と東北福祉大学の学生が共同で制作した白石和紙のアート作品展が、白石市で開かれています。
白石市の壽丸屋敷(すまるやしき)で開かれている展示会では、伝統工芸の「白石和紙」で作られた折り紙のジャケット3着が展示されています。

ジャケットは白石市と連携協定を結んでいる東北福祉大学の学生18人が、市内にある小中一貫の不登校特例校「白石きぼう学園」の児童生徒と共同で制作しました。
幅105センチ、丈100センチで、将来の目標や地域への思いなどのメッセージも記されています。

訪れた人たちは自由な発想で表現された作品をじっくりと鑑賞していました。
白石きぼう学園の中学2年:
「昔からある伝統的なもので、こういう活動ができてとても良いなと思った」
白石きぼう学園の中学3年:
「とにかく、いちばんきれいにできることを考えて作った。自分も白石市民なのでとても誇りに思っている」
東北福祉大の1年生:
「白石の伝統的なものが初めは知らなかったけど、自分みたいに知らない人にも伝えていけたらなと感じた」

この展示会は白石市の壽丸屋敷で1月26日まで開かれています。