岩手県内の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が相次ぐ中、盛岡市の2つの養鶏場で新たに感染が確認されました。県は殺処分を始めています。

21日、盛岡市の2つの養鶏場から、死んだニワトリが増えたと県に報告がありました。遺伝子検査の結果、高病原性の可能性が高い鳥インフルエンザへの感染が確認されたということです。
県は22日午前、2つの農場で飼育されているニワトリおよそ66万羽の殺処分を始めました。
今回も陸上自衛隊が作業に参加していて、県は県内全ての市町村に作業への協力を要請しています。
また、半径10キロ圏内の25戸の養鶏場に対してはニワトリや卵の搬出を制限するよう求めました。

鳥インフルエンザの感染は2025年に入って盛岡市と軽米町の養鶏場で確認されていて、今回が4例目と5例目です。