高校生に政治や選挙への関心を高めてもらおうと、選挙や投票の仕方を学ぶ授業が岩手県遠野市で行われました。

授業が行われたのは遠野市の県立遠野緑峰高校で、21日は2年生の生徒39人が参加しました。
市の選挙管理委員会事務局の職員を講師に、インターネット上にまぎれている不確実な情報に惑わされずに自分の考えで投票することの大切さを学びました。
続いて生徒たちは実際の選挙で使用される投票箱で模擬選挙の投票を体験しました。

(遠野緑峰高校2年 佐々木莉功さん)
「自分自身はせっかくの投票権があるのでぜひ(選挙に)行こうと思っています」

県明るい選挙推進協議会では高校生だけではなく、小中学生のころから政治や選挙を学ぶ機会を提供するよう教育機関に働きかけていきたいとしています。