ロシア侵攻によりウクライナの養蜂場の30パーセントが破壊
ウクライナの養蜂産業に深刻な打撃をもたらしたのが、ロシアによる侵攻でした。
(ウクライナ養蜂家組合 テチアナ・バシリキブシカ組合長)
「私たちはウクライナの養蜂場の30パーセントが破壊されたと推測しています」
ロシアによる侵攻開始からまもなく3年。空爆から生き残るすべも身に付き、死の恐怖までもが日常の一部になってきているというテチアナさん。戦争終結後は、今回学んだ加工技術で、打撃を受けた養蜂産業を復興したいと意気込みます。
(ウクライナ養蜂家組合 テチアナ・バシリキブシカ組合長)
「山田養蜂場の技術を活用して、ウクライナで最高の商品を作りたいと思います」
(山田養蜂場 山枡孝郷取締役執行役員)
「戦後復興の役に立てるようにしたいと思いますし、養蜂家の経済的な自立の援助になればと思ってます」

戦争の中でも無くなることはない人々の営みと、生活を回していかなければならない現実。一行は東京のウクライナ大使館なども訪問し来週、帰国の途に就くということです。