無人化したJRの駅を安心して利用してもらおうと、大分県立盲学校の生徒らを対象にした遠隔案内サービスの体験会が大分市で開かれました。

JR九州では無人化した一部の駅を対象に遠隔で対応する「スマートサポートステーション」を導入しています。

JR高城駅(日豊本線)

2023年7月に無人となったJR高城駅で21日、サービスとバリアフリーの体験会が開かれ、盲学校の生徒らが参加しました。参加者はホーム上の安全を見守るカメラがあることや、モニターでオペレーターと会話ができる精算機、インターホンについて説明を受けました。

(県立盲学校・末永多香光先生)「生徒1人1人が将来社会に出るときに自分にとって必要な支援や施設が何だろうかと考えるきっかけになってほしい」

(JR九州大分支社 営業運輸課・宮崎龍一担当課長)「無人駅ではあるんですけども、安心してご利用できますので、引き続き列車を利用してほしい」

JR九州大分支社によりますと、県内79駅のうち無人化しているのは46駅でこのうち、大分市内の10駅にスマートサポートステーションが導入されています。