教員人事の公平性は確保されるのでしょうか。名古屋市教育委員会は、新年度から校長や教頭に昇任するために必要だった「校長推薦」を廃止します。

発端は名古屋市教育委員会による「名簿とカネ」の問題。

教育委員会には毎年、校長会や同窓団体など多数の教員団体から、校長などに推薦する教員の名簿とともに金品が渡っていて、教員人事が不当にゆがめられていた疑いが浮上したのです。

背景には、愛知教育大学の出身者による学閥の問題も。

金品を渡していた教員団体の一つで、名古屋市内の小中学校の校長を束ねる校長会は、会長・副会長・理事の役職者13人全員が愛教大の出身とみられることが明らかになりました。

さらに、金品を受け取っていた側の教育委員会の人事担当部署では、課長・主席・主任のトップ3のポストを代々、愛教大出身者が務めることが慣例になっていました。

(名古屋市 河村たかし市長:去年3月当時)
「愛教大による“人事の支配”を完全に崩壊させる」