事件の捜査や行方不明者の捜索などにあたる嘱託警察犬として釜石警察署が嘱託書を交付しました。

21日は警察犬の指導にあたる飼い主3人に対して釜石警察署の三浦正人署長から嘱託書が手渡されました。
警察犬は年に一度審査があり、適性を認められると活動が可能になります。
2025年、釜石警察署は候補犬を含めて2歳から10歳までの6頭に警察犬を嘱託しました。

(警察犬指導手 金野伸明さん)
「東日本大震災の行方不明者のなんとか(手がかりが)あったらば探して、遺族に返したい。そういう気持ちでいつも訓練しております」

県内では現在26頭が警察犬として活動していて、釜石警察署管内では去年行方不明者の捜索1件に警察犬が出動しています。