県内各地でスタートしている沖縄サッカーキャンプ。開幕まで1か月を切り、各カテゴリーでタイトルを狙うJリーグの強豪チームが汗を流しています。

去年J1、7位。悲願の優勝を目指し国頭村でキャンプを張るFC東京では、宜野湾市出身のGK、野澤大志ブランドンが精力的なアピールを見せています。

▼野澤大志ブランドン(FC東京)
「自信もついてきて、試合に立つピッチに立つ姿勢というか、そういうところが一番伸びたんじゃないかなと思います」「開幕いいスタートを切れるようにしていきたい。それが出来るようなキャンプにしたいと思っています」

野澤大志ブランドン(FC東京)

去年、10試合連続のクリーンシートをマークするなど活躍。シーズン途中にスタメンの座を勝ち取った野澤。AFCアジアカップや夏のパリオリンピックの日本代表メンバーにも選ばれ、飛躍の1年となりました。

沖縄から日本代表へと羽ばたいた野澤の存在は、沖縄の小学生たちにも、大きな夢を与えています。

「自分の憧れだったり、好きな選手だったり、真似したいプレーとか、恥ずかしがらずどんどんやっていってほしいなと思います」

「その日1日、(子どもたちが)少しでも頑張ろうって思えるようなきっかけになれればなって思っているので、そういうことを頭にいれながら、プロサッカー選手として歩みたい」

沖縄出身の若き守護神として悲願のタイトル獲得を目指す22歳、地元からの期待を受けながらさらなる成長を誓っています。