福島県内の食材をいかした6次化商品のブランド「ふくしま満天堂」の審査が行われ、グランプリが決定しました。エントリーした商品は、過去最多タイの73点。果たして、どの商品が選ばれたのでしょうか。

あんぽ柿の入ったバターサンドに、いわきのコメを麺に練り込み、地元の食材を使った味噌ラーメン。こうした地元の食材を使った6次化商品の販路拡大を目指し、優れた商品を表彰する「ふくしま満天堂グランプリ」の審査会が20日、福島市で開かれました。

準グランプリ・あんぽ柿のバターサンド

これまで500点あまりの商品が、「ふくしま満天堂」のブランドで販売されていて、今回も去年と同じ、過去最多タイとなる73の商品がエントリーしました。審査の結果、最も優れた商品に贈られるグランプリには、石川町の果樹園・大野農園が作った「ももモナカ」が選ばれました。町でとれたモモのコンポートを使った餡と、チーズをモナカに挟んで食べるこの商品。果樹園のノウハウを生かした本物のモモのような風味と果肉の食感が楽しめる一品です。

内堀知事「うん、白あん良いですね、そしてモモの風味がすごくするんですよね、それが同時に口の中に広がるからおいしい」

このももモナカをはじめ、表彰された商品は、福島市にある県観光物産館や福島空港などで購入できるということです。

準グランプリ・ピリ辛松川浦かけるあおさ