1月9日から10日かけての雪で県内ではクルマの雪によるスリップなどが相次ぎました。積雪時に事故やトラブルなく安全に運転するにはどうすればいいかJAFに聞きました。

1月10日、この冬一番の強い寒気が流れ込みまとまった雪となった富山県内。この日夕方までに富山市猪谷では最大76cm、平野部でも富山で最大21cmの積雪となりました。
雪道を走行する際にはスタッドレスタイヤの着用が義務付けられていますが、着用していれば安心というわけではありません。注意しなければいけない点が2つあると言います。

1つは「プラットホーム」です。これはタイヤの交換時期の目安となる溝の深さでタイヤの側面に矢印があり、この矢印をタイヤの設置面にたどると「プラットホーム」と呼ばれる出っ張りがあります。
JAF富山支部 林宏二さん
「プラットホームは新品時の50%くらいの高さを表したもの。プラットホームが表面に出てくればスタッドレスタイヤの効きが悪くなっているので、これが見えたら交換をお願いしたい」

またタイヤの空気圧の確認も重要です。適正な空気圧は車種によって異なり通常は運転席側のドア付近に記載されています。月1回程度の確認が理想です。
JAF富山支部 林宏二さん
「空気圧が適正でないと、スタッドレスタイヤの効きが100%発揮できなくなるので、しっかりと指定空気圧にあわせる」