20日は二十四節気のひとつ「大寒」です。1年で最も厳しい寒さとなる頃とされています。各地で大寒恒例の寒修行が行われ、富山県上市町の寺でも老若男女が冷たい滝に打たれて身を清めました。
上市町の大岩山日石寺では、大寒の日に合わせて滝に打たれて身を清める寒修行が行われていて、ことしも県内外から大勢が集まりました。

日石寺の滝行は、高さ約6メートルの滝に打たれることで、人間の五感に “心” を加えた “六根” を清めるもので、年間を通して行われていますが、寒修行は冷たい滝に打たれることで忍耐力を養う目的もあります。

滑川市からの参加者
「3年間で一番いいですね。あったかいです」
1年で最も寒い時期とされる大寒ですが、午前9時時点の気温は3℃とこの時期としては暖かくなりました。それでも水温は5℃。

参加者たちは冷たさをこらえて煩悩をはらい、無病息災を祈りました。
参加者
「冷たいです。世界の平和と秩序に貢献したい」
参加者
「すっきりした感じがします。いろいろもやもやしていたのが」
参加者
「最初は寒いですけど、終わった後は体がぽかぽかしますし、いろんなものが落ちたかなっていうのは実感としてあるので、いろんな方におすすめしたいです」
毎年のように参加している滝行のベテランが多い一方、初挑戦の小学3年生は…。
小学生男子
「めっちゃ冷たかった。首折れるかと思った」
小学生男子
「(今年の目標は?)(空手で)全国大会優勝です。エイ、エイ」

大岩山日石寺の寒修行は2月2日までで、電話で予約を受け付けています。















