20日は二十四節気の一つ、一年で最も寒い時期とされる大寒です。宮城県七ヶ浜町では、神職たちが冬の冷たい海に入り一年の無事を祈る「大寒みそぎ」が行われました。
けさ、七ヶ浜町の菖蒲田浜で行われた冬の恒例行事「大寒みそぎ」には、県内の20代から30代の神職19人が参加しました。

参加者は「鳥船行事」とよばれる舟を漕ぐ動作で心身を清めました。
そして、ふんどしや白装束姿で冬の海に入り、冷たさに耐えながらことし一年の平穏を祈りました。今回で49回目を迎える大寒みそぎは、1976年から毎年行われています。

宮城縣護國神社 杉浦みどりさん:
「とても波が荒くて転びそうになったが、なんとか転ばずにいけてよかった。皆さんが平和に平穏に過ごせるよう願っている」

参加した神職たちは寒空の下、無事にみそぎを終えました。