臼杵造船所で過去最大となるケミカルタンカーが建造され、進水式が行われました。

臼杵造船所が建造したのは過去最大となる全長145メートル、総トン数1万1700トンのケミカルタンカーです。17日は関係者15人が出席して進水式が行われました。

タンカーにはステンレス製のタンクが18個備えられ、500種類もの薬品が混ざることなく運搬できる技術が施されています。タンカーは「EVATRUST」と名づけられ、ロープを切って海へと入っていきました。

(臼杵造船所・山本勇一社長)「浮くまでがドキドキした。率直によかった。環境問題や燃費性能をアピールして最大船型を強みにして建造していきたい」

タンカーは、3月に船主となるパナマの海運会社に引き渡される予定です。