「なんちゅうことや、須磨が長田がむちゃくちゃになっとる!」
「なんちゅうことや、須磨が長田がむちゃくちゃになっとる!なんちゅうことや、ほんま!」

これは震災直後の神戸市内を記録した映像。
神戸市役所の広報課職員だった松崎太亮さんが撮影しました。
(松崎太亮さん)
「なぜ神戸なんだろう。よりによって神戸なんだと。被害に遭ったのは神戸なんだという信じられない気持ちがしばらく続いた」
生まれ育った町の変わり果てた姿を撮影し続けた松崎さん。映像には当時の思いも…

(松崎太亮さん)
「戦争を知らない自分が、こんな形で神戸のがれきの街を歩くとは、考えてもみなかった」
震災から30年。いまは大学で教鞭をとる松崎さんは、震災を記録する立場から伝える立場に…