山岳遭難や災害発生時に行方不明者を捜索する嘱託警察犬として、盛岡東警察署は2頭に嘱託書を交付しました。

盛岡東警察署の嘱託警察犬となったのは、ラブラドルレトリバーの「ビアンカ」とシェパードの「つる」の2頭です。
17日は熊谷秀一署長から、ビアンカの飼い主で指導手の岡惠介さんと、つるの飼い主で指導手の四戸正子さんに嘱託書が手渡されました。


7歳のビアンカは2025年で6年目となるベテラン警察犬です。

(岡惠介さん)
「犬もだんだん年をとってくるので、まだまだ現役でやっていけると思いますが、多少足腰は衰えてくる分経験値で補って頑張りたいと思います」

一方、2024年10月の審査会で合格した3歳のつるは、嘱託を受けるのは今回が初めてのルーキーです。

(四戸正子さん)
「鼻の能力はすごく高い子なのでそこを私とのペアでコントロールできるようバランスがとれるよう頑張りたいです」

2024年1年間の県内での嘱託警察犬の出動は18件でした。

委嘱された2頭はそれぞれの指導手とペアで2025年の1年間、山岳遭難や災害現場での行方不明者の捜索で活躍します。