「暖かい」のはいつまで続く?
しかもこの暖かさは一時的ではなくしばらく続きそうで、気象庁は16日、「高温に関する早期天候情報」を北海道から近畿にかけての地域に発表しました。1月22日頃からの5日間程度、この時期としては10年に1度レベルの暖かさとなる可能性が30パーセント以上あるとするものです。
23日(木)は東京・名古屋・大阪の予想最高気温がいずれも14度と、3月中旬並みまで上がる予想です。同じく16日に発表された1か月予報でも、特に東日本・北日本は寒気の影響を受けにくく、平年より気温が高い確率が大きくなっています。

20日は二十四節気の「大寒」で、ここから半月程度が一年で最も寒くなる時期とされますが、今年に関しては肩の力が抜けるような暖かさの日が多くなるでしょう。
一方、これまでの雪の量が多くなっている地域ではなだれに注意が必要です。青森県の弘前では17日午前11時の積雪が125センチと、1月として観測史上1位の値を更新しており、これが暖かさで緩むと、屋根からの落雪なども起こりやすくなりそうです。