レール補修工事の影響で一部区間が運休していた熊本市電が、けさ(1月17日)の始発から全線で運行を再開しました。

熊本市電は、熊本城・市役所前電停付近のレール幅が基準値を超えていたことが判明したため、おとといから水道町電停と辛島町電停の区間で運休となっていました。

熊本市交通局は昨夜までにレールを移動し固定する工事を終え、きょうの始発から運行を再開させました。

利用客「いつも通りなので助かります」「(再発防止に向け)解決策を考え、改善してほしい」

工事を終えた場所では市電が通常より速度を落として走行しているほか、車がレールを横切らないよう誘導員が配置されています。

 

市電をめぐっては12月31日に熊本城・市役所前電停付近でレール幅が基準値を超えたことが原因とみられる脱線事故が起き同じ区間が3日間、運休となりました。

市交通局は再発防止に努めたいとしています。