西日本で最も標高が高い学校で少し遅れて3学期がスタートしました。
愛媛県西予市の大野ヶ原小学校では、16日始業式が行われ、厳しい寒さの中、子どもたちが元気に登校してきました。

16日朝7時半ごろ、西予市野村町にある大野ヶ原小学校です。
一面の銀世界が広がる中、全校児童9人が元気よく登校してきました。

気温はマイナス5.5℃。
大野ヶ原小学校の標高は1140メートルと西日本の学校の中で最も高く、冬の寒さが厳しいことから、夏休みを短くする代わりに冬休みを1週間長くしています。

1年生
「みんなに見せたいことがあるので楽しみです」

3年生
「エミフルにみんなで行きました」

6年生
「最後の学期なので楽しく色んなことをやりたい」

登校してきた子どもたちは、朝の会で冬休みの思い出を語りあった後、新学期を気持ちよくスタートしようとみんなで教室の掃除をして授業の準備を整えました。

このあと体育館で始業式が行われ、道免修一校長が「巳年は新しい自分に生まれ変わる年なので新しいことにチャレンジしてほしい」と激励しました。

続いて、児童が1人ずつ書き初めをした新年の誓いを発表しました。

1年生
「僕の新年の目標は『なかない』です。家ですぐ泣くからです」

6年生
「私の新年の目標は即座に行動です。3学期は言われたこともすぐに行動できるようにしたいです」

大野ヶ原小学校ではこの春2人が卒業し、1人が入学する予定です。