17日から、“また”ガソリンの価格が上がります。高知県内では、レギュラーガソリンが「190円台」に、そしてハイオクは「200円台」となり、“過去最高値”を更新する見込みです。

ガソリンの販売価格を抑えるため、政府が石油の元売り会社に支給してきた「補助金」が、2024年12月から段階的に縮小されはじめ、16日、更に縮小されます。

このため高知県内では、17日から、ほとんどのガソリンスタンドでガソリンの価格が上がります。

▼京面龍太郎
「こちらのガソリンスタンドでは、あす(17日)から『5円』値上がりします。従業員によると、ハイオクの価格が『200円台』になりそうで、これは『過去最高値』だと、かなりの衝撃を受けていました」

高知市北本町の「明神石油」では、すべての油種が「5円」値上げされ、1リットルあたり、レギュラーが「189円→194円」に、ハイオクが「199円→204円」に、「軽油は167円→172円」となる見込みです。

▼利用客
「値上げはやめてもらいたいけど、どうしようもないですね…。他にも(物価が)どっさり、なんでもかんでも上がりよるき、大変。(価格は)上がってほしくない」

県内のレギュラーガソリンの平均価格は、15日の時点で、過去最高値の「189円」と、長野県の「190.7円」に次ぐ"全国で2番目に高い水準"になっていましたが、今回の値上げで、最高値をさらに更新し「190円超え」となる見込みです。