岡山市の大森市長は定例会見で、建設を計画している新アリーナと、ファジアーノ岡山が建設を希望している新スタジアムについて言及しました。

けさ(16日)開かれた会見で記者からの質問に答えたものです。先月開かれた新アリーナについての検討会議では、建設事業費が当初の計画の2倍近くの275億円以上となることが分かっています。市は財源について、企業版ふるさと納税の活用を検討していて、経済団体に寄付を求めたい考えを示していました。

(大森雅夫岡山市長)
「返答はまだございません。ただ商工会議所、特に松田会頭とはいろいろと連絡を取り合っております。いい回答を待っているところであります」

また、ファジアーノ岡山が希望している新スタジアムについて、応援したいという姿勢は示しつつも、アリーナについての市民の税負担も考慮しながら、関わり方を考えていきたいと話しました。