ガソリン“歴史的水準”に値上がり 16日から185円程度に

都内にあるガソリンスタンドには、値上がりを知らせる紙が貼られていました。

政府がガソリン補助金を縮小するため、16日からガソリンの価格が上がります。

14日の時点だとレギュラーガソリン1L当たりの平均小売価格は東京で182円50銭。
最も高い長野では190円60銭です。

全国平均は180円70銭ですが、ガソリン補助金が5円縮小されることで、16日以降は185円程度という歴史的水準に値上がりする見込みです。

ガソリンなど燃料価格の高騰は、食料品や運送費の上昇にも繋がります。

みずほリサーチ&テクノロジーズの安川氏は、ガソリン価格が10円上がると1世帯当たりの負担は年間5000~6000円程度増えると試算。今年も物価高と戦う1年になりそうです。