青森県で災害レベルの豪雪が続いていることを受け、宮下知事は1月16日に石破総理へ豪雪災害に関わる緊急要望をすると発表しました。

要望内容は3項目で、道路除排雪を県・国・市町村が連携して迅速に実施すること、財政的に厳しいことが見込まれるため特別交付税の配分と市町村分のくり上げ配布、国交省に対して道路除排雪経費の追加配分です。

青森県では1月15日午前9時の時点で、雪害による死者7人、負傷者109人で人的被害は116人になっています。

また、住宅や小屋など建物被害は113件とのぼっています。

青森県管理の道路の除排雪費は現在、61億5000万円あまりですが、宮下知事は今後更なる増加が見込まれるとして22億6500万円を専決処分すると発表しました。

除排雪費の総額は84億1900万円あまりで過去最大です。

過去10年では最も大きく、かつ予算の執行ペースは最も早いということです。