年末には100人を超えていた大分県内の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は、36.9人まで減少したものの依然、警報基準を上回っています。

大分県によりますと、1月12日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は前の週より減少し、1医療機関あたり36.9人でした。12月末に初めて100人を超えた定点患者数は、年が明けて2週連続で減少したものの、依然として警報基準の30人を超えています。

保健所別の定点患者数は大分市が46.12人と最も多く、南部が44.4人、西部が39.4人などと続いています。

一方、新型コロナの患者数は5.93人で7週連続で増加。インフルエンザとの同時流行が懸念されています。

県は様々な感染症に備えて手洗いやマスクの着用、定期的な換気といった感染予防策を呼びかけています。