国の重要文化的景観に選ばれている愛媛県宇和島市の「遊子水荷浦の段畑」で育てたジャガイモなどを商品化しようと高校生がプロジェクトを立ち上げ取り組んでいます。

宇和島東高校では商業科の生徒が、授業の一環で地域の課題を解決するビジネスの企画に取り組んでいます。

これまで生徒の一部が「遊子水荷浦の段畑」で農家とジャガイモ作りに携わっていて、活動を通してみえてきた高齢化による耕作放棄地の拡大や、イノシシ被害などの課題を解決しようと今年度から地元の企業などと新たな商品を開発するプロジェクトを発足させました。

15日は学校で経営者を招いた勉強会が行われ、愛媛県鬼北町でコーヒーショップを経営する篠崎友さんが講師に招かれました。

篠崎さんは段々畑のジャガイモを使ったサンドイッチを開発したエピソードを紹介し、生徒らは菓子や軽食などどのような形で商品化するかアイデアを出し合っていました。

このプロジェクトは来年度も続けられ今後、試作品作りに取り組むということです。