月面探査の実現を目指す日本の宇宙ベンチャー「ispace」の月着陸船を載せたロケットが、日本時間の午後3時11分、アメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられました。
ispaceの月面探査計画「HAKUTO‐R」では、おととし4月、民間で世界初となる月面着陸を試みましたが、失敗していました。
再挑戦となる今回、ispaceは「再起」や「復活」という意味を込めた「レジリエンス」と名づけた月着陸船を、アメリカ「スペースX」のロケットに積み、先ほど、打ち上げられました。
「レジリエンス」は宇宙空間でロケットから切り離された後、しばらく航行し、5月末から6月初旬ごろ、月面着陸に挑みます。
民間による月面着陸は、去年2月、アメリカの企業が成功し、今年も春までにいくつか予定されており、「民間で世界初」とはなりません。
一方、ispaceは着陸船に載せる小型の月面探査車が、月面で「レゴリス」と呼ばれる非常に細かな砂を採取できれば、それをアメリカのNASAに販売する契約を結んでいて、こちらは「世界初の月資源の商取引になる可能性がある」ということです。
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