「GSM」という言葉をご存じでしょうか?
デリケートゾーンのかゆみや乾燥、尿漏れなど、女性の更年期にあらわれる症状のひとつを指します。
閉経後、女性ホルモンの低下で多くの女性が悩むといわれる「GSM」、快適に過ごすための最新の治療法やケア商品を紹介します。
50歳ごろに迎える閉経前後の更年期症状
GSMは「閉経関連尿路生殖器症候群」などと訳され、女性が50歳ごろに迎える閉経前後の更年期症状のひとつです。
どんな症状なのでしょうか?

アイさくらクリニック 木村昌幹 院長
「泌尿器系として一番多いのが尿漏れ、頻尿、この2つが多いですね。生殖系としては膣の乾燥」

デリケートゾーンの乾燥やかゆみ、痛み、尿漏れなど様々な症状が現れる「GSM」は、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が減少することで起きるため、誰でも起こりうるといいます。
完全に治療することはできないということですが、症状を和らげる方法はあるのでしょうか?