韓国の尹錫悦大統領による非常戒厳宣言を捜査している合同捜査本部が、内乱を首謀した疑いで尹大統領の身柄を拘束したと発表しました。韓国で現職の大統領が拘束されるのは史上初めてです。大統領公邸前から中継です。
公邸の近くでは、尹大統領の拘束を求めていた市民たちが今も集会を開いています。
一方、拘束のニュースが出た後、警察官に向かって罵声を飛ばす市民の姿も見られました。
去年の非常戒厳宣言を捜査している合同捜査本部はきょう未明、内乱を首謀した疑いで尹大統領に対する拘束令状の執行を開始。捜査員が公邸に突入しました。
韓国メディアは、今月3日に執行が失敗した時と異なり、大統領警護庁の大きな抵抗がなかったと伝えています。
そして合同捜査本部は、午前10時33分に尹氏の拘束令状を執行したと発表しました。
また、さきほど、尹大統領の国民向けのメッセージが出されました。
韓国 尹錫悦大統領
「(捜査を)認めることではなく、望ましくない流血の事態を防ぐための気持ちに過ぎません」
韓国メディアは、尹大統領がソウル郊外の高位公職者犯罪捜査庁の庁舎に到着したと報じました。
韓国で現職の大統領が拘束されるのは史上初めての事態で、政治的な混乱が続くものとみられます。
(Q.今後の展開はどうなるのでしょうか?)
尹大統領の取り調べは高位公職者犯罪捜査庁の庁舎で行われることになっています。
庁舎には取り調べの様子を収録できる調査室が準備されていて、大統領に尋ねる質問案は200ページを超えるということです。
その後、身柄はソウル近郊にある拘置所に移される予定です。
韓国の法律では、容疑者を拘束してから48時間以内に正式に逮捕状を請求するかどうかを判断することになっています。
韓国の刑法で内乱罪の首謀者は死刑または無期懲役、無期禁錮と定められていて、捜査の行方が注目されています。
注目の記事
「本当は命を失う場所ではなかった」津波にのまれた指定避難所…震災を知らない大学生が被災地で辿る“後悔と教訓”の15年

「私たち家族の楽しい思い出はすべて消え、苦しみや悲しみに変わった」娘を事故で失った小学校の元校長が訴える“命の尊さ” 修学旅行の引率中に「美果が交通事故で死んだ」と連絡が【第1話】

【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】

“ながら運転”小学生男児トラックにはねられ2年経つ今も意識不明•生涯要介護も…適用されない『危険運転』両親訴え「罪が軽すぎるのではないか」

家族が死刑囚になったーー「殺人鬼の家族と呼ばれようとも」 残された両親と弟、過酷な現実の中で今も生き続ける

3・11午後2時46分発車の仙石線『命を救った判断』あの日の記憶胸に“ビーチサッカー”で目指す姿【東日本大震災15年】









