大分県中津市のブランドカキ、「ひがた美人」が15日から出荷を開始しました。2024年シーズンに続いて、今年も収量は8割減が見込まれています。

「ひがた美人」は中津市の干潟で養殖されたブランドカキで、小ぶりなものの濃厚な味が特徴です。

県漁協中津支店では15日から出荷作業が始まり、きれいに磨かれたカキが箱詰めされていきました。今シーズンは2024年に続いて、生育不良となっていて海水温の上昇などが原因とみられます。

出荷の時期は例年より1か月以上遅く、収量も8割減となる見通しです。

(県漁協中津支店・林智洋支店長代理)「今年のひがた美人は抜群で、身の入りも例年通りとなっています。多くのみなさまからお問い合わせをいただいておりまして、おそらくすぐに売り切れになってしまうという状態になっています」

収量の減少に伴い、カキ小屋は今年も営業中止で、取り扱いがある飲食店での提供が中心になります。