先月、山形市で起きた車両火災が発生した交通事故で、その場を通りかかり救護活動を行った3人に、きょう、山形市消防本部から感謝状が贈られました。

3人のとっさの行動とは。

山形市消防本部から感謝状が贈られたのは、山形明正高校3年の佐藤風樹さん(18)と 安孫子大輝さん(17)、そして山形市の会社員、井上和茂さん(55)の3人です。

3人は去年12月3日の午前8時20分ごろ、山形市白山で起きた車2台が絡む事故で、救護活動を行いました。



井上和茂さん「いきなりドーンという音が後ろから聞こえたので、振り向いたら、交差点で車が衝突したらしくて、(車)1台は炎上していて、これはまずいと思って」

事故当時、徒歩で通勤途中だった井上さん。

すぐに乗っている人を確認するために車へ駆け寄り、その場に居合わせた通学途中の佐藤さんや安孫子さんも加わって、車に乗っていた幼児に服をかけてあたためるなどして、救護活動を行いました。