熱性けいれん続いたら脳炎・脳症が増える…

そのうえで子どもに多いとある症例に注意を呼びかけます。

八木小児科医院 八木信一医師
「小さいお子さんの場合ですと、熱性けいれんが増えてまいります。インフルエンザの場合(けいれんが)長く続いた場合には、インフルエンザ感染症による脳炎・脳症も、発熱患者が増えると増えてくる可能性がありますので、注意しないといけないかなと思いますね」

子どものインフルエンザで気を付けたいのがインフルエンザ脳症。

けいれん、意識障害、異常行動などの症状が現れ、場合によっては、死に至ったり後遺症が残ったりするケースも。

重症化の予防には、ワクチンの接種が有効とされています。

八木小児科医院 八木信一医師
「打たないより打ったほうがいいですが、間に合わない可能性もあるかなと思います。(まずは)普通の感染症予防策、手洗いうがい、寒い時期に暖房つけますので、乾燥しやすいので加湿、湿度を十分保って生活していただくことが大事かなと思います」