本島北部で2年前から生産が本格化しているレモンの品評会が初めて開かれ、見栄えや大きさなどを競いました。

果樹の栽培が盛んな北部地域では現在、10戸の農家がニュージーランド原産の「マイヤーレモン」を出荷していて、試験的に生産する農家も増えています。

▼JAおきなわ北部地区営農振興センター 和田将弘さん
「マイヤーレモンは皮が薄くて果汁の量がとても多く、ジューシーな味わいです」

栽培技術や生産意欲の向上につなげようと、JAおきなわが初めて開いた品評会では、6人の審査員が生産者の名前を伏せたレモン一つ一つを手に取り、見栄えや大きさなどを審査しました。

審査の結果、病害虫の被害や傷が少なく、果実のバランスも良好だった恩納村の金城久男さんのレモンが最優秀賞に選ばれました。

JAおきなわによると、マイヤーレモンの今季の生産量は6トン。今後は100トンを目標に生産量拡大に取り組んでいくということです。