個性あふれる今年の年賀状を集めた展示会が仙台で始まり、去年より300枚ほど多い752枚の作品が集まりました。

青葉区の仙台文学館で開かれている「100万人の年賀状展」。会場にはメジャーリーグで大記録を達成したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手や石破総理など去年話題になった人物を描いたものや、今年の干支のヘビをモチーフにした作品など個性豊かな年賀状がずらりと並んでいます。

こちらは、「謹賀新年」と去年の漢字「金」をひっかけたユニークな一枚です。

一方こちらは、地元のスポーツチームの活躍を願いダルマの縁起を担いだ年賀状。

仙台文学館 伊藤美菜子さん:
「年賀状じまいをする人も多くいる中で、年賀状の文化を大事にしたいと感じている方も多くいるのかなと。多く出していただいたのはその辺の表れでもあると思う」

年賀状離れが進むなか、今年の展示会には去年より300枚ほど多い752枚の作品が集まりました。今年で23回目となる「100万人の年賀状展」は来月11日まで青葉区の仙台文学館で開かれています。