名作オペラに朗読を組み合わせた舞台が、13日、浦添市で上演されました。

▼朗読
「結婚とは名ばかりの物。それは蝶々さんをだますための五郎の巧妙な手口だったのでございます」

「オペラと語りの共演 蝶々夫人」はプッチーニの名作オペラに、朗読を組み合わせた舞台で2007年に初演され、2022年の東京公演では舞台照明が、全国的な賞を受賞しています。

明治初期の長崎を舞台に県出身のソプラノ歌手・黒島舞季子さんの歌と舞台朗読家の熊澤南水さんの語りで、蝶々夫人の数奇な運命が描かれていきます。

初心者でも楽しめるように歌詞の日本語訳が字幕で映されるなど、演出にも工夫が凝らされ、愛と哀しい運命の物語の世界に観客を引き込んでいました。