去年、記録的な大雨被害を受けた国頭村の比地大滝キャンプ場を伊東良孝沖縄担当大臣が視察し復旧に向けて財政支援を検討する考えを示しました。
国頭村比地地区では、去年11月の大雨の影響で比地川が氾濫し土砂などが集落に流れ込み住宅が浸水するなどの被害がありました。
11日、伊東沖縄担当大臣は、国頭村を訪れ比地川の浚渫工事の状況や浸水被害のあった住宅を確認しました。
大雨の影響で押しつぶされたフェンスや根元からなぎ倒された木がそのままの状態で置かれ復旧の見通しが立っていない比地大滝キャンプ場。
視察に同行した知花靖村長は国の支援を求めました。
知花靖国頭村長
「片付けとか全く手をつけられない状況なので、そのあたりを何か(国の)事業でできないか支援をお願いしたい」
視察後、伊東大臣はキャンプ場復旧に向けて財政支援を検討する考えを示しました。
伊東良孝沖縄担当大臣
「内閣府においても既存事業を活用した支援ができないか、これから知恵を絞っていきたい。内閣府の職員を速やかに被災現場に派遣したい」
このほか内閣府の職員を国頭村に派遣することや県と連携しながら復旧に取り組む考えを示しました。