とんち話で知られる「吉四六さん」の民話を題材にした新春恒例のかるた大会が、大分県臼杵市で開かれました。
このかるた大会は、臼杵市野津町に伝わる民話「吉四六さん」を若い世代に伝えようと毎年開催されています。13日は臼杵市の公民館で年齢別に分かれた大会が行われ、5歳から小学6年生までの57人が参加しました。

札にはユーモアたっぷりの吉四六さんの絵が書かれていて、子どもたちは読み上げられた絵札を取り合いながら地元に伝わる歴史や文化に親しみました。
主催者は「かるた大会を通して、子どもたちに郷土の文化を大切にする心を育んでほしい」と話していました。