商売繁盛などを願う「えびす祭り」が高知県佐川町で開かれ、子どもたちの元気な掛け声が響き渡りました。
(リポート:川見真宵アナウンサー)
「佐川町のえびす祭りに来ています。まだうっすらと雪が残っていまして、道路でも凍っているところがあるんですね。皆さん転ばないように気を付けながらゆっくりと歩いていきます」
えびす祭りは1年の商売繁盛や無病息災などを願い、佐川町商工会が中心となって1974年(昭和49年)から開催する恒例行事です。祭りのメインイベントは「おなばれ」。地元の保育園児たちや商工会の会員、役場の職員らおよそ150人が柳瀬から奥の土居まで5キロほどの距離を練り歩きます。

町の人達は装束姿の神官からお神酒やお札、笹などを喜んで買い求めていました。
(行列を見に来た人)
「みんなが来てくれてね、楽しかったですよ。家族がみんな健康でね、幸せな一年になりたいです。(Q.何をもらいましたか?)お年玉!ありがと」
2025年はこんな仮装をした人の姿も。

「スーパーマリオです!マリオと仲間達です!元気に明るく、前向きな年になるように頑張ってほしいです!いぇーい」
また、まつりでは獅子舞が大活躍。子どもたちの頭に次々とかみついていました。
(園児)
「(Q.ししまいにどうやってお願いした?)『頭かんでください』。痛くなかった!(Q.どんな一年にしたい?)楽しく過ごしたい」
(2児の母)
「久しぶりにえびす祭りが見られて楽しかったです。(Q.どんなところが印象的でしたか?)獅子舞が。自分も子どもの泣いたと思うんですけど(子どもが)大泣きだったので。病気なく元気に過ごせたらいいなと思っています」
主催者は「物価の高騰や感染症の流行をみんなで乗り越え、来年も無事に祭りを開催することができれば」と話していました。