愛媛県の大洲神社で、商売繁盛などを祈願する新春恒例の「十日えびすまつり」が開催されていて、「本えびす」の10日は大勢の参拝客で賑わいました。

「えびす様」や「大黒様」などをまつる大洲神社では、新春恒例の「十日えびすまつり」が9日から始まり、2日目にあたる今日が「本えびす」です。

雪が残る境内には大勢の参拝客が訪れ、商売繁盛や家内安全を祈願したり、縁起物を買い求めたりしていました。

「本えびす」の名物は大きなマダイが当たる餅まき。

宮司が男女別に『鯛』と書かれた餅をまくと、激しい争奪戦の末、いずれも大洲市内の住民が見事拾い上げ、およそ7キロ・80センチものマダイを手にしました。

(鯛が当たった女性)
「福(鯛)をみなさんでわけていただきたいと思います」
「笑顔一杯の1年にしたいと思います」

(鯛が当たった男性)
「(妻から)今年こそは取って来いよとはっぱかけられたんで」
「今年、子どもも産まれるで良い年にしたいですね、家族みんなで幸せに」

まつりは11日までで、期間中の3日間、今年は雪の影響で例年より1万人少ない3万人の参拝客が見込まれています。