宮城県内でも雪の降る日が多くなり、車のスリップ事故が増えてきています。ドライバーにできる事前の準備をJAF宮城支部に聞きました。

スタッドレスタイヤのプラットホームとは?

積雪や凍った路面を安全に走行する上で必要なスタッドレスタイヤ。JAFでは、タイヤの「摩耗具合」をこまめにチェックしてほしいと話します。

JAF宮城支部広報担当 佐藤陽さん:
「点検方法としまして溝ですね『プラットホーム』というものがタイヤの側面に印がある」

この「プラットホーム」。聞きなじみのない人も多いのでは?さっそく確認の仕方を教えてもらいました。

JAF宮城支部広報担当 佐藤陽さん:
「こちらにスタッドレスタイヤ特有の『プラットホーム』と呼ばれる目印矢印状になっているものでこの延長線上に溝が山のようになっている」
「こちらの高さと溝の高さが同じになるとタイヤの性能が50%落ちると言われている」

スタッドレスタイヤが摩耗していくと…このプラットホームが表面に露出します。こうなるとタイヤの性能が落ちたサイン。タイヤの交換を検討してほしいということです。また、スタッドレスタイヤは摩耗だけでなくゴムが経年劣化し硬くなることでその性能が低下します。佐藤さんは、3シーズン位で交換をするかどうか検討することが好ましいと話していました。