この冬一番の寒波による大雪の影響は、10日も続きました。

小枝佳祐記者「会津若松市では、数日にわたって雪が降り続いていて、現在は私の膝ほどの高さまで雪が積もっています」

福島県内では、会津を中心に雪が降り続き、只見町で150センチ、会津若松市では52センチなどと、平年を大きく超える積雪となっています。会津若松市では、住民が朝から雪かきに追われていました。

会津若松市の人「朝起きたら、それこそ膝の上まで雪がいっぱいで。ここ何年かはこんな大雪ならないです。もう何年ぶりですね。」

また、喜多方市では、除雪作業中の男性が、除雪機に足を巻き込まれ、重傷となる事故もありました。

交通への影響もありました。雪の影響で、山形新幹線では一時、運転を見合わせましたが、午前11時に再開しました。また、奥羽線や只見線など、県内の在来線でも、始発から終日、運転を見合わせました。

JR東日本によりますと、11日は、始発から通常運転を予定していますが、遅れや運休が発生する場合があるとしています。寒気のピークは11日の明け方となる見通しで、気象台はなだれや道路の凍結などに注意するよう呼びかけています。