東南アジアを訪問中の石破総理は、先ほどからマレーシアのアンワル首相との会談に臨んでいます。会談では、安全保障や経済の分野での二国間の連携強化が議論される見通しです。
石破総理
「こうやってバイ(2か国)でお話をさせていただく、訪問させていただくという第1か国目が御国であります」
マレーシアは、ASEAN=東南アジア諸国連合の今年の議長国であるほか、地政学的にも重要な海上交通のルートに位置しています。
この東南アジア地域で影響力を強める中国を念頭に、会談では海上保安能力などの安全保障分野や、アンワル首相が自国で進めている経済政策を後押しする具体的な協力について議論されているものとみられます。
ある政府関係者は、東南アジア諸国ではまもなく新政権に移行するアメリカについて、“懐疑的な目線で見ている国も多い”と指摘しており、日本の存在感が高められるか、石破総理の手腕が問われます。
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