富山県では10日朝にかけて、大雪による交通障害や農業施設等への被害に警戒してください。また、富山県では10日夕方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意してください。

気象庁によりますと、日本付近は、強い冬型の気圧配置が続き、北陸地方の上空約5500メートルには氷点下33度以下の寒気が流れ込んでいます。
富山県では10日夕方にかけて大雪となる見込みです。また、富山県では大気の状態が非常に不安定となっているため、局地的に積乱雲が発達する見込みです。

■雪の予想
10日午前6時から11日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
　東部平地 25センチ
　東部山間部 50センチ
　西部平地 25センチ
　西部山間部 50センチ

■防災事項
富山県では10日朝にかけて、大雪による交通障害や農業施設等への被害に警戒してください。
富山県では、電線や樹木への着雪、なだれ、水道や路面の凍結に注意してください。令和6年能登半島地震で損傷を受けた家屋では積雪の重みによる倒壊にも注意が必要です。

また、富山県では10日夕方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。

次に大雪と雨の動きを3時間ごとのシミュレーションで見ていきます。