今年夏の参議院選挙に合わせて衆議院の解散・総選挙を行う「衆参同日選挙」をめぐり、公明党の斉藤代表は「民意を聞く方法として好ましいものではない」と述べ、否定的な考えを示しました。
公明党 斉藤代表
「民意を聞く方法として、衆参同日選というのは決して好ましい方法ではない。それぞれ選挙制度も違います。二院制の中で、それぞれ民意を聞くというのが基本だと、このように考えております」
公明党の斉藤代表はきょう午後、国会内で記者団にこのように述べ、「衆参同日選挙」に否定的な認識を示しました。
また、記者団からこうした考えを石破総理に直接伝えるのか問われたのに対し、斉藤氏は、「公明党は一貫している。改めて申し上げることはない」と述べました。
「衆参同日選挙」については、公明党の元代表である山口常任顧問もきのう、「一度に大量の民意を固定してしまうやり方は望ましくない」と述べていました。
石破総理が「衆参同日選挙」を行うこともあり得るとの認識を示すなかで、この夏、東京都議選と参院選に加えて衆院選まで行うことに否定的な公明党が、連日、けん制する格好となっています。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット 「嘘だと思われる」直撃したユーチューバーを取材 見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









