愛知県半田市で県の職員30人を乗せたバスが、電柱に衝突し、4人がけがをしました。

(中島胡桃記者)
「観光バスが電柱に衝突し、車体はへこみフロントガラスも割れています」

フロント部分がめちゃくちゃに壊れたバス。電柱も鉄骨がむき出しになっています。8日午前11時半ごろ、半田市柊町の交差点で、「バスの単独事故で電柱が折れ曲がっている」と目撃者から消防に通報がありました。

バスの乗客は、愛知県の職員30人。このうちの3人と、50歳の男性運転手のあわせて4人がけがをしました。全員軽傷だということです。この事故の影響で、周辺の住宅や店が停電しました。

(近くの店の従業員)
「鈍い音でドンといってそうしたら電気がパっと消えた。ドンパッと。外に行ったらこういう状態でした」

バスに乗っていた愛知県の職員30人は、常滑市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの対応にあたった後、半田市にある県の庁舎に戻る途中でした。

バスも、電柱も、めちゃくちゃに壊れてしまった事故は、いったいなぜ起きたのでしょうか。警察が状況を調べています。