一筋縄ではいかない国内開発…しかし集まった支援金は1億円!
しかし、開発は一筋縄ではいかなかった。
パートナーとなる工場を20社ほどあたったが断られ続けた。
当時日本では吸水ショーツに対する抵抗感が大きく、「消費者に受け入れられないのでは?」という懸念から二の足を踏む会社がほとんどだったという。
協力してくれる工場をなんとかみつけ、約2年半かかって理想に近い商品を完成させた。
その後、クラウドファンディングでの資金調達を募ったところ、開発の苦労とは裏腹になんと1億円以上が集まった。

高橋さんが開発した吸水ショーツは、高度な吸水ショーツの縫製技術などが評価され、その技術が国連工業開発機構(UNIDO)に認められている。
2020年の販売開始以降、これまでに18万枚を売り上げた。
高橋くみさん
「女性たちの生理に関する悩み、そして吸水ショーツへの期待は
想像以上に大きかった。
強い使命感を感じました。」